お受験ママが語る![国立小学校]と[公立小学校]の違いとは?                       

お受験カレンダー

息子さんは小学校受験を経て国立小学校に通い、娘さんは結果的にご縁がなく公立小学校に通っているというママに国立小学校と公立小学校の違いをインタビューしました。

どんな違いがあるの?

                          

国立小学校と公立小学校の[出費]の違い

① 国立小学校では教育振興会会費がかかる   

息子の国立小学校の場合は、毎月4千円程度の教育振興会会費が加わるため公立小学校より僅かに高くなります。

② 臨海や林間、キャンプなどの積立が始まる

息子の国立小学校では3年生以降毎年、林間・臨海・キャンプなどがあるため、積立が始まります。

③ 国立小学校では毎年任意で寄付金がある   

任意で、年間3万円程度の寄付金があります。

④ 国立小学校では持ち物や服装に規制がある                           

公立小学校では持ち物や服装などの規制はほとんどありませんが、国立小学校では生徒は制服着用、持ち物に関しても紺や黒色で無地と決まっています。

国立小では[教育熱心・裕福]なご家庭が多い                   

① 習い事の数が多い   

週7日習い事、またそれに加えて土日は複数の習い事を掛け持ちなど習い事の数が多いご家庭が大半です。

② 2塾3塾掛け持ちのご家庭が多い

内部進学に向けた塾に加え外部への中学受験に向けての塾にも通塾させるご家庭も多く、中にはそれに加え家庭教師なども掛け持ちさせるご家庭もあり

③ 裕福な家庭であるケースが多い   

国立小学校自体の諸経費は私立小学校に比べると抑えられますが、複数の習い事に費やせるご家庭が多く、医者・弁護士・パイロットなどの職業の方が多い印象です。                   

国立小の親と公立小の[親]の違い   

① 教育への熱意の違い           

国立小学校の保護者は全体的に教育熱心な方が多く、集まるとほぼ教育についての話題になります。

② 学校行事への参加率への違い   

国立小学校は様々なボランティア活動や学校参加が多いですが、保護者の参加率は非常に高く、参観や学級懇談などはほぼ100%の参加率です。

③ 服装の違い

国立小学校では来校時のマナーという冊子が配布され、来校時の保護者の服装も紺のスーツやパンツなどで統一されています。相応しくない身だしなみの場合はPTAの方から注意を受けることもあります。                           

保護者の身だしなみにも注意が必要!

国立小学校、公立小学校の[授業]の違い

① 授業の進行方法に違いがある  

国立小学校は担任の先生のオリジナルの授業が展開されている印象があります。主要科目、副教科においても生徒主体の授業が多く、生徒が先生役となったり生徒同士の意見の交換が頻繁にされています。       

② 教員の意識の高さの違いがある 

国立小学校教員も公立小学校から配属されますが、成績優秀と評価され希望で国立小学校に配属されるため、とても熱意のある先生方が揃っています。

③ 国立小学校は自習時間が多い       

国立小学校の先生方は研修も多く、それぞれの先生が研究している科目により研修頻度も異なる為、各クラスにより自習時間の頻度も異なります。

④ 配布される問題集に違いがある   

国立小学校、公立小学校ともに授業のカリキュラムは同じですが、学校から配布される問題集の難易度が高く、市販されているようなハイレベルな問題集が配布されます。

カリキュラムは公立と一緒だけど難易度が高いんだね!

国立小学校、公立小学校の[年間行事]の違い   

① 入学してすぐに全校生徒の前で今後の決意を発表する場がある       

入学して1学年の生徒が全校生徒の前で今後頑張りたいことや、将来の夢を舞台上で1人1人発表する場があります。その為、入学後は発表するための練習が繰り返されます。           

② 国立小学校では年2回ミニ講座がある   

国立小学校では年2回、週末を使って20~30講座の中から選択して任意でミニ講座を受けることが出来ます。

③ 国立小学校では3年生から宿泊行事がある

2年生では宿泊はありませんが、校内で火起こしからカレー作りをする学校キャンプがあります。3年生以降は毎年宿泊行事がありスキー合宿や、5年生6年生では遠泳や登山キャンプなどもあります。           

④ 国立小学校では遠泳がある   

国立小学校では5年生6年生で遠泳合宿があります。夏の水泳授業期間も公立小学校より長い印象で、毎年の5年生6年生の遠泳合宿は校内の先生方が一斉に付き添うため在校生は10連休となります。   

⑤ 国立小学校では毎年受験休みがある

毎年1月には国立小学校の受験があります。受験期間中、在校生は出入り禁止となるためその時期在校生は10連休となります。   

まとめ       

国立小学校と公立小学校の違いを出費・教育・親・授業・年間行事で比べてみました。

国立小学校は、公立小学校と比べると教育振興会会費や臨海や林間、キャンプなどの積立、任意での寄付金もあり、出費が多いのが特徴です。また、保護者も服装や身なりなどには注意が必要という事も公立小学校とは大きく違います。

しかし、教育熱心な先生が多く、年に2回のミニ講座や子供達主導で進められるレベルの高い授業を受けられるという、国立小学校ならではのメリットも多くあるのも事実です。

小学校受験の準備中の方や検討中の方は、ぜひ参考にしてみて下さいね。

参考にしてみてね♪
おすすめ記事